アルコールが体臭に与える影響
「飲んだ翌日、なんだか自分のニオイが気になる…」そんな経験はありませんか?
実は、アルコールと体臭には深い関係があります。今回は、アルコールがどうして体臭を強くするのか、そして対策法までをわかりやすく解説します。
アルコールが体臭を引き起こすメカニズム
1. 肝臓で分解しきれなかった“アセトアルデヒド”が原因に
アルコールは体内で「アセトアルデヒド」という有害物質に分解されます。この成分は強いニオイを持っており、分解しきれずに体内に残ると…
血液を通して汗や皮脂に混ざり、体表に放出して息や毛穴からニオイとして現れるこれが「酒臭さ」や「酸っぱい体臭」につながります。また、お酒に弱い人は特にアセトアルデヒドを分解しにくく、少量の飲酒でも体臭が強くなりやすい傾向があります。
2. 体内の水分が不足し、老廃物がたまりやすくなる
アルコールには利尿作用があるため、飲酒後は体が脱水状態になりがち。水分が不足すると、汗の成分が濃くなり、ニオイも強くなります。
飲みすぎた翌日の「体臭」サインとは?
- なんとなく自分の服や髪が“酸っぱいニオイ”がする
- 口臭がいつもより強い、乾いている感じがする
- 汗のニオイがツンとする
- 寝汗が多くてベタつきやすい
これらは、アルコール代謝によって起こる“体のSOSサイン”ともいえるでしょう。
アルコール体臭を防ぐためにできること
飲酒前後のちょっとした工夫がカギ!
- 水をこまめに摂る:アルコール分解を助け、汗の濃度も下げられます
- おつまみはたんぱく質中心に:肝臓の働きをサポートする栄養素が◎
- 入浴で汗をかく:翌日はぬるめのお風呂で汗と一緒にニオイの元を排出
- 香りでごまかさない:体臭と香料が混ざると逆効果になることも。清潔第一
「飲み方」次第で体臭ケアもできる!
アルコールは楽しい場を演出してくれる一方で、体臭の原因にもなり得ます。特に、汗腺が活発な人やお酒が残りやすい体質の人は、翌日の体臭に要注意。
しかし、ちょっとした意識でその影響はコントロールできます。「楽しく飲んで、翌日もさわやかに」。そんな毎日を過ごしたいですね。
※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。
美容皮膚科・美容外科医
1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得。







