ワキガになりやすい人の特徴とは?
「もしかして自分、ワキガかも…?」そんな不安を感じたことはありませんか?
ワキガは、特定の体質や生活習慣と深い関係があります。今回は、ワキガになりやすい人の特徴について詳しく解説します。
そもそもワキガとは?
ワキガは、正式には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれ、アポクリン汗腺という汗腺から出る成分と、皮膚の常在菌が反応して発生する独特なニオイのこと。
このアポクリン汗腺の活発さや数には、遺伝や体質が大きく関わっています。
ワキガになりやすい人の特徴

1. 家族にワキガ体質の人がいる
ワキガは遺伝性が高く、両親からの影響を強く受けるといわれています。
特に、両親のどちらかがワキガ体質の場合、子どもも約50%の確率で、両親ともにワキガの場合は約80%の確率で引き継ぐとされています。
2. 耳垢が湿っている(いわゆる「ベタ耳」)
実は、耳垢の状態とワキガ体質には関連性があるとされており、湿った耳垢の人はアポクリン汗腺が発達している可能性が高いといわれています。
※あくまで一つの目安であり、乾いた耳垢でもワキガになる場合もあります。
3. 衣類のワキ部分が黄ばみやすい
アポクリン汗腺から出る汗は、皮脂やたんぱく質を含むため、酸化すると黄ばみやすいという特徴があります。
洗濯しても落ちにくいワキの黄ばみは、ワキガ体質のサインかもしれません。
4. 思春期〜30代前半の女性
ホルモンの影響でアポクリン汗腺が活性化しやすく、10代〜30代前半の女性はニオイが強くなりやすい時期。とくにストレスや生理前後で変化がある人は注意が必要です。
5. 肉類・乳製品・脂っこいものが好き
動物性脂肪の多い食生活は、皮脂の分泌を促進し、ワキガ臭が強くなる要因に。
また、香辛料の多い食事も体臭全体を強くする可能性があります。
6. 汗をかきやすい・運動習慣が少ない
汗腺の働きが悪いと、ベタつきやすい「悪い汗」になりがち。
日頃からあまり運動をしていない人は、汗の質が悪化してニオイの元が残りやすくなる傾向があります。
自分でできるチェックポイント

「もしかして自分も…?」と感じたら、以下のセルフチェックをしてみましょう。
⬜︎ 耳垢が湿っている
⬜︎ 家族にワキガの人がいる
⬜︎ 夏場など汗をかいた後、服のワキ部分が黄ばみやすい
⬜︎ シャツやブラウスが1日でニオイやすい
⬜︎ デオドラントを塗ってもすぐ効果がなくなる
複数当てはまる方は、体質的にワキガ傾向があるかもしれません。
ワキガは「不潔だから」起こるものではなく、体質や遺伝、生活習慣の影響が大きいものです。
セルフチェックで気になる点があれば、専門の皮膚科で相談することも一つの方法です。
毎日のケアと、自分の体を知ることが、心地よい毎日への第一歩。無理せず、少しずつできることから始めていきましょう。
※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。
美容皮膚科・美容外科医
1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得。






