DEOLIFE JOURNAL 気になるニオイ、解決のヒント集

ワキガ臭を消すために、脇をゴシゴシ念入りに洗うのが正解?

プロに聞くワキガのお悩み相談室

Q. お風呂で体を洗うとき、ニオイをしっかり消したくて、ナイロンタオルやボディスポンジでワキをゴシゴシと念入りに洗っています。これでニオイは防げますか?

実は、ワキをゴシゴシと強く洗うのは逆効果(NG)です!ニオイを抑えるためのベストな方法は、「たっぷりの泡で、手を使って優しくなでるように洗う」ことです。

なぜ「ゴシゴシ洗い」はダメなの?

ニオイを落とそうと強くこすり洗いすることが、かえってワキガのニオイを悪化させてしまうのには、2つの大きな理由があります。

① 肌が傷つき、余計にニオイの元(皮脂)が増えるから

ワキの皮膚はとても薄くデリケートです。ゴシゴシこすると肌の表面が傷つき、乾燥してしまいます。すると、脳が「肌が乾燥している!潤さなきゃ!」と勘違いを起こし、ニオイの元となる「皮脂」を過剰に分泌させてしまうという悪循環に陥ります。

② 肌を守る「良い菌(善玉菌)」まで洗い流してしまうから

私たちの肌には、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれる「善玉菌(表皮ブドウ球菌など)」が存在しています。強く洗いすぎると、このバリア機能を果たしている良い菌まで根こそぎ洗い流してしまい、結果的にニオイ菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

ニオイを防ぐ!正しいワキの洗い方3つのポイント

ワキガ臭を消すために、脇をゴシゴシ念入りに洗うのが正解?

肌をいたわりながら、ニオイの元だけをしっかり落とす正しいバスタイムのケア方法をご紹介します。

💡 たっぷりの「泡」をクッションにして洗う

ボディソープはしっかり泡立てて、ピンポン玉より大きいくらいの「たっぷりの泡」を作りましょう。泡が汚れや皮脂を吸着してくれるので、こすらなくてもニオイの元はきちんと落とせます。

💡 タオルは使わず「手のひら」で優しく洗う

硬いタオルやスポンジでワキをこするのはNGです。泡をワキにのせたら、手のひらや指の腹を使って、くるくると優しく円を描くようになでて洗いましょう。

💡 殺菌成分配合のボディソープを選ぶ

ワキガ対策には、ただ汚れを落とすだけでなく、ニオイの原因菌を殺菌・消毒してくれる「有効成分(イソプロピルメチルフェノールなど)」が配合された薬用ボディソープを使うのがおすすめです。


お風呂上がりは、清潔になったワキの水分をタオルで優しく押さえるように拭き取りましょう。肌が清潔な状態のときに「制汗剤」や「デオドラントクリーム」を塗っておくと、翌日のニオイ予防効果がさらに高まりますよ!毎日の優しいケアの積み重ねで、自信の持てるお肌を育てていきましょう。

※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。

編集 ソシアス 美緒先生

美容皮膚科・美容外科医

1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得。

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