DEOLIFE JOURNAL 気になるニオイ、解決のヒント集

食物繊維と水分補給で「臭わない体質」に

体のニオイは「中から」つくられる

どんなに丁寧に洗っても、なんだか体臭が気になる。その原因は、外側の清潔ケアだけでなく、体の内側のめぐりに関係していることがあります。特に、腸内環境の乱れや水分不足は、老廃物の排出を滞らせ、ニオイのもとを体内にため込みやすくします。つまり、“臭わない体質”をつくるためには、腸をすっきり・水分をしっかりがポイント。


食物繊維で「ためない体」に

食物繊維は、体の中をお掃除してくれるような存在。便通を整え、老廃物をスムーズに外へ出すことで、ニオイの原因となるガスや毒素の滞りを防ぎます。

特に意識したいのは、2種類の食物繊維。

  • 水溶性食物繊維(海藻・オートミール・りんご・ごぼうなど)
    → 腸内で発酵し、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える。
  • 不溶性食物繊維(玄米・豆類・きのこ・野菜など)
    → 腸のぜん動運動を促し、便のかさを増やしてスムーズな排出をサポート。

両方をバランスよく摂ることで、“ためない体”がつくられます。理想は1日18〜20g程度。朝食にオートミール+果物、昼は野菜たっぷりスープ、夜は豆腐や海藻サラダなど、毎食少しずつ取り入れて。


水分補給で「流す力」を高める

食物繊維をとるだけでは不十分。老廃物を外に出すには、水分による「流す力」が欠かせません。体の中の水分が不足すると、汗や尿の排出が滞り、体温調節もスムーズにできません。結果として、汗が濃くなったり、皮脂が酸化しやすくなってニオイが強まることも。

1日の目安は 1.5〜2リットル
一気に飲むのではなく、
・朝起きてコップ1杯
・食事の前後に少しずつ
・入浴後や寝る前に1杯
と、こまめな“ちび飲み”を意識しましょう。

白湯や常温の水、ノンカフェインのハーブティーもおすすめ。体を冷やさず、めぐりを助けてくれます。


腸が整うと、自然とニオイが減る

腸内がきれいに保たれると、血液もサラサラになり、全身のめぐりがスムーズに。老廃物やガスが体にたまりにくくなり、結果として体臭・口臭・汗のニオイまで軽減されていきます。“臭わない体質”とは、清潔な腸と十分な水分バランスから生まれるもの。外側からのケアと合わせて、内側の巡りも整えていくことが、美しさの新常識です。


今日からできる「内側デオドラント習慣」

  • 朝食にオートミールやフルーツをプラス
  • ランチには海藻や豆類を取り入れる
  • おやつはナッツやドライフルーツで満足感を
  • 1時間に一度は“ひと口ウォーター”

体の中がすっきり整えば、肌の調子も、気分も軽やかに。ニオイの悩みから自由になる、そんな毎日が待っています。

※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。

編集 ソシアス 美緒先生

美容皮膚科・美容外科医

1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得。

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