ダイエット中の体臭変化に要注意
理想の体型を目指して頑張っているのに、「なんだか最近ニオイが気になる…?」そんなお悩み、実は“ダイエット”が原因かもしれません。
一見無関係に思える「ダイエット」と「体臭」。ですが、食生活や生活習慣の変化によって、体の中では思わぬ反応が起きていることもあるのです。
なぜダイエットで体臭が強くなるの?

1. 食事制限による“ケトン臭”の発生
糖質を大幅にカットするダイエットでは、体は脂肪をエネルギー源として分解します。その際に発生するのが「ケトン体」。
ケトン体は、独特の甘酸っぱいようなニオイ(いわゆる“ケトン臭”)を発し、息や汗に混じって体外に出ていきます。
2. 筋肉量の低下で代謝が落ちて汗がニオいやすくなる
極端な食事制限や栄養バランスの乱れで筋肉が減ると、基礎代謝が低下し、汗をかきづらい体に。
その結果、汗が皮膚表面で滞留しやすくなり、雑菌が繁殖しやすい環境に。これが体臭を強める原因になることもあります。
3. 高たんぱく・高脂質な食事も体臭のもとに
糖質オフダイエットなどでは、肉類やチーズ、卵といった動物性食品の摂取量が増えがち。
これらの食品には「飽和脂肪酸」や「アミノ酸(メチオニンなど)」が多く含まれており、腸内で分解される際にニオイの強い成分が発生することがあります。
ダイエット中でも体臭を防ぐポイント

健康的なボディメイクをしながら、ニオイ対策もしっかり行いましょう。
- 栄養バランスを整える
極端な糖質制限は避け、ビタミン・ミネラル・食物繊維を意識してとることが大切です。 - 水分をしっかりとる
老廃物を排出しやすくするためにも、水分補給はこまめに。汗の質も改善されます。 - 運動で代謝アップ&汗腺トレーニング
軽い有酸素運動で“良い汗”をかける体に。汗をしっかり出すことで、体内のニオイ成分も排出しやすくなります。 - デオドラントや専用ソープでニオイケア
脇やデリケートゾーンのケアも忘れずに。汗をかきやすい季節は特に意識して対策を。
キレイを目指すなら、ニオイケアもセットで
ダイエットは、ただ体重を減らすだけでなく「体の内側から美しくなる」ことが理想ですよね。でも、ニオイが気になってしまったらせっかくの努力が台無しに。
だからこそ、体臭の変化にも気づいて、早めにケアすることが大切です。心地よい香りと、健やかな美しさを両立させて、前向きに自分磨きを続けていきましょう。
※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。
美容皮膚科・美容外科医
1999年東海大学医学部卒業、順天堂大学大学整形外科医局入局。2005年より順天堂大学麻酔科医局入局し、ペインクリニックで整形外科関連の痛みに関する治療を学び、麻酔科標榜医取得。







