DEOLIFE JOURNAL 気になるニオイ、解決のヒント集

肌にやさしい“ムレ対策”インナー選びのコツ

汗ばむ季節や長時間の着用で「ムレ」が気になること、ありませんか?
下着やインナーが蒸れると、不快感だけでなく、ニオイの原因にもなってしまいます。特に、ワキやデリケートゾーンなど、通気性が悪い部分は注意が必要です。

そこで今回は、蒸れにくく快適に過ごせる下着・インナーの選び方をご紹介します。

なぜ「蒸れ」がニオイや肌トラブルの原因になるの?

下着の中が蒸れると、以下のような問題が起こりやすくなります。

  • 雑菌が繁殖しやすくなり
    汗や皮脂がこもると、常在菌が活発になりニオイの元に。
  • かぶれやすくなる
    湿った状態が続くと、肌がふやけて摩擦に弱くなり、かゆみや炎症の原因に。
  • 衣類にニオイが移る
    汗の成分が下着に染み込み、洗っても落ちにくいニオイになることも。

蒸れにくい下着・インナーを選ぶ3つのポイント

素材に注目!「吸汗速乾」+「通気性」重視

蒸れにくさを考えるうえで、まずチェックしたいのが“素材選び”。
肌に直接触れるものだからこそ、吸汗性・速乾性・通気性のバランスがとても重要です。

おすすめ素材はこの3つ:

  • 綿×ポリエステル混合
    綿のやさしい肌触りとポリエステルの速乾性を両立。デイリー使いに最適。
  • テンセル・モダール(再生繊維)
    植物由来の繊維で吸湿性・通気性が高く、しっとりやわらかな肌ざわり。
  • メッシュ・クール素材(夏用)
    風を通しやすく、汗をかいてもムレにくい。暑い季節や運動時にぴったり。

逆に避けたい素材は…

  • ポリエステル100%
    速乾性は優秀でも通気性が悪く、内部に熱がこもりやすい。
  • ナイロン・サテン系
    見た目や肌触りは良い反面、通気性が乏しくムレやニオイの原因に。

デザインは「締め付けすぎない」タイプを選んで

素材と同じくらい大切なのが、インナーの「形・構造」。見落としがちですが、体にフィットしすぎる下着はムレの原因になります。

蒸れにくいインナーのデザインポイント

  • ウエストゴムがきつすぎないものを選ぶ
    圧迫されるとその部分に汗がたまりやすくなります。
  • 全体的に通気性の良い設計
    ピッタリ密着するものより、少し“ゆとり”のあるデザインが◎。
  • クロッチ(股部分)は二重構造+通気性素材が理想
    ムレやすいデリケートゾーンを快適に保つ工夫がされているか確認を。

ニオイまで気になるなら「抗菌・防臭加工」もチェック

ムレによる不快感は、汗だけでなくニオイの悩みにも直結します。特に通勤や旅行、長時間外出がある日は、「抗菌・防臭加工」された下着が心強い味方に。

こんな加工がされているアイテムが◎

  • 銀イオン加工(Ag+)
    雑菌の繁殖を抑えて、ニオイの発生を防ぐ。
  • 制菌素材(抗菌素材)
    着用中も肌を清潔に保ちやすい工夫が施されているもの。

こうした機能付きのインナーは、汗をかいたあとのニオイ戻りも軽減できるため、ワキガや体臭に悩んでいる方にもおすすめです。

蒸れにくい下着・インナーを選ぶことで、ニオイ・不快感・トラブルのリスクを大きく減らせます。あなたの毎日が、もっと快適で自信に満ちたものになりますように。


※ご注意 本記事は、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の医療的効果や症状の改善を保証するものではありません。内容のご利用にあたっては、あらかじめご了承ください。

編集 MAKI

日常の中にキラリと光る瞬間を探す

仕事とプライベートを両立しながらも、自分の時間や心を大切にするライフスタイルを追求中。忙しさの中にある小さな喜びや、心を潤すアイデアを発信する編集者。

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